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- シュウシュジュツキ カンゴ バメン デ シンジン カンゴシ ニ モトメラレル カンゴ ギジュツ
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Abstract
I. はじめに : 医療技術の高度化、患者の高齢化、在院日数の短縮などにより、周手術期看護では、高度な看護技術が求められるようになってきた。それだけに新人看護師達の不安や悩みは大きいものがある。臨床看護師が新人看護師に求めている看護技術習得に関する期待は低く、特に急変時の対応についてはほとんど期待していないとの報告もみられる(矢川ら, 2006)。就職後に看護技術習得が行われることも多く、看護系大学を卒業した新人看護師の就職後看護技術習得状況の調査では、看護実践項目108項目について就職直後に実施できたのは15項目で6ヵ月後には102項目が実施できており(佐藤ら, 2006)、新人看護師の看護技術習得には、就職後6ヶ月間が必要との考え方もみられる。新人看護師を対象とし、1年間に到達する看護実践能力100項目について就職直後、3、8、11ヵ月後と調査を実践した結果、到達度が低かったのは、就職直後経験する機会がない項目で心肺停止状況の査定や心マッサージなどの救命救急に関する項目であり(大室ら, 2006)、経験が技術習得には必要であることが伺える。……
Journal
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- 大阪市立大学看護学雑誌
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大阪市立大学看護学雑誌 5 23-30, 2009-03
大阪市立大学大学院看護学研究科
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224920407296
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- NII Article ID
- 110007607872
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- NII Book ID
- AA12017447
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- ISSN
- 1349953X
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- NDL BIB ID
- 10537329
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles