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- 永山 博美
- 大阪市立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of human resources of nurses in the national health policy : Practice and problems of measures against "nurse shortage"
- セイサク ニ ミル カンゴショク ノ イクセイ カンゴシ ブソク タイサク ノ ジッサイ ト モンダイテン
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説明
本稿の目的は, 看護師の人材育成に関する政策が看護職に与える影響について検討することである. 少子・超高齢社会の進展による医療・福祉の担い手が重視される中, 常に「看護師不足」といわれる看護師に対して様々な政策が打ち出されてきた. 本稿ではまず「看護師不足」とされてきた歴史的経緯を振り返り, その対策について概観した. 「看護師不足」は日本の健康医療政策を駆動していた主柱のひとつであり, その主眼は離職者や潜在看護師対策であった. しかし, 実施されている対策は離職者や潜在看護師のニーズに対応しているとは言い難い. このような状況は, 今後の看護師の働き方に大きな影響を与える可能性がある.
収録刊行物
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- 市大社会学
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市大社会学 14 20-33, 2017-03-30
大阪市立大学社会学研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224920737408
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- NII論文ID
- 120006501863
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- ISSN
- 24329045
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可