ノーアクションレター制度の活用に関する考察 : 美容師法を素材として

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  • ノーアクションレターセイド ノ カツヨウ ニ カンスル コウサツ ビヨウシホウ オ ソザイ ト シテ

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国の有する情報を取得する方法にはいくつもの制度が存在するが、企業が事業実施前に当該事業に関する行政機関の見解までをも入手できれば、事業展開上非常に有益であることは間違いない。事前に入手した行政機関の判断を事業展開に反映することにより、当該事業の促進やリスクの回避、軽減といった時機に即した適切な経営判断に資することになろう。このような方法として、2001年(平成13年)、「行政機関による法令適用事前確認手続」が閣議決定によって導入された。この手続きは、ノーアクションレター制度と呼ばれている。本稿において、このノーアクションレター制度を取り上げ、まずノーアクションレター制度に関する説明を行い、次に美容師法(昭和三十二年六月三日法律第百六十三号)を例として、この制度の具体的な適用例を示し、最後にこの制度の有効な活用方法につき論じたい。

source:Josai University Information Sciences Researches

identifier:JOS-InfoBull-2204

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