自作《山羊座のモトハルと双子座のピペットン》解題

書誌事項

タイトル別名
  • An Explanation of My Work “Capricorn Motoharu and Gemini Pipetone”

抄録

筆者は、2019年9月5日に自身の作曲作品による個展演奏会を「川島素晴 works vol.3 by 双子座三重奏団」と題して開催した。双子座三重奏団は、いずれも筆者が大学時代に出会った演奏者によるトリオであり、各奏者ならびにトリオとして、協働を重ねてきた。このトリオのリサイタル形式により、これまでの取り組みの総決算を行い、新作《山羊座のモトハルと双子座のピペットン》の創作を通じてこれまでには無かったモノオペラの表現を探求した。自作品個展を特定の演奏者、演奏団体をフィーチャーして開催するシリーズの第3回であり、各回において特定の楽器等を探求することにより、それぞれの楽器における新しい表現の可能性を拓く試みとなっている。この演奏会で上演された旧作の内容を概観し、ここで発表された新作の解題を報告する。

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