わらべうたの文化的側面を生かした表現活動 -《らかんさんがそろたら》の事例を通して-

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  • ワラベウタ ノ ブンカテキ ソクメン オ イカシタ ヒョウゲン カツドウ ラ カンサン ガ ソロタラ ノ ジレイ オ トオシテ

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抄録

type:Article

本研究の目的は,子どもが「わらべうた」の文化的側面を理解することでどのような表現が生まれるのかを明らかにすることである。子どもが「わらべうた」の動きや旋律,言葉だけでなく,その背景にある風土や歴史,文化について理解することが非常に重要である。それは,それらに対する理解が,子どもの表現に影響を与えると考えるからである。そこで,「わらべうた」の「音楽の諸要素」と「遊び」とを関わらせながら,文化的側面を組み入れた研究授業を構想し実践した。研究授業の分析を通して,子どもが「わらべうた」の文化的側面を理解することで,1自分の生活状況や生活感情を反映させた表現活動,2物語性をもった表現活動,が生まれるという結論を得た。

The purpose of this report is to verify that how the expression can be obtained by understanding the aspect of culture of “Warabe-uta".For children,not only movement and melody and words but also climate and historyand culture of “Warabe-uta",were very important,because their understanding will have effect on the expression of children.So,it had be planed and practiced to the study lesson of “Warabe-uta",including the elements and play,and moreover incorporating the aspect of culture of “Warabe-uta".Through the analysis of the study lesson,the conclusions were obtained as follws.For children,the understanding of the aspect of culture of “Warabe-uta" led to the expression,1affected by one's living situation and emotion,and 2having story.

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