住教育の視点からみた住生活の自立と住環境整備:家庭・地域の連携による住教育と住宅支援

書誌事項

タイトル別名
  • Independence in terms of Housing and Improvement in Housing Environment from the Viewpoint of Housing Education: Housing Education and Support through the Collaboration of Families and Communities

抄録

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子どもの自立と「住居」に関わる住教育の実践とともに、進学・就職・結婚という人生設計に適した住宅の選択を指導することが求められている。児童にとって生きる力の育成が要請される現状をふまえ、住教育として「経済的自立」「精神的自立」「社会的自立」の探究、子どもの自立を主題にする問題意識、及び課題解決、質の高い理解について、検証した。経済的自立を目標とする生活保護・就労支援、施設退所児童における精神的自立を目標とするアフターケア、住生活の自立を目標とする身元保証人確保対策事業や自治体独自の住宅支援が制度化されつつある。現代の家族は多様化し、住教育においては、「子どもの自立」に関わる生活空間の管理を通して、家族に代わる地域協働の住生活と自立支援の可能性が示唆された。

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