プレゴールデンエイジ期におけるキンダートーネン(ドイツ式子ども体操)運動学習効果の 科学的検証およびSECIモデルによるナレッジ・マネジメント導入に関する研究(第1報)

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書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Scientific Verification of Kinder Turnen (German Children’s Gymnastics) Motor Learning Effects in the Pre-golden Age Period and the Introduction of Knowledge Management Using the SECI Model (1st Report)
  • プレゴールデンエイジキ ニ オケル キンダートーネン(ドイツシキ コドモ タイソウ)ウンドウ ガクシュウ コウカ ノ カガクテキ ケンショウ オヨビ SECI モデル ニ ヨル ナレッジ ・ マネジメント ドウニュウ ニ カンスル ケンキュウ(ダイ1ポウ)

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抄録

子供にとって6〜12歳の時期はゴールデンエイジと呼ばれ,神経系の発達がほぼ完成に近づく時期とされて多くの研究がなされている。しかし,実はこの年齢に到達する「前の年齢期(プレゴールデンエイジ,1歳半〜5歳)」に,いかに子供の自主性,積極性,協調性を育成・支援できるかが,その後の運動能力を左右する大きな分岐点となる。しかしながら,このプレゴールデンエイジ期において,どのような運動学習が有効であるかについては,従来の先行研究では十分明らかにされてこなかった。  本研究は,プレゴールデンエイジ期にフォーカスし,「キンダートーネン(ドイツ式子ども体操)運動学習」による運動効果について,科学的に測定・検証するものである。研究1年目として,岡山県と広島県のキンダートーネン教室にヒアリング調査と保護者へのアンケート調査等を行い,地域性分析および通学前と現在(Before/After)比較分析を行った。その結果,通学前と現在を比較して,「運動嫌いの克服」「運動能力,体力」「社会性(自主性など)」の各項目で改善,向上していることが明らかになった。

収録刊行物

  • 中国学園紀要

    中国学園紀要 (20), 177-185, 2021-06-16

    中国学園大学/中国短期大学

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