<理論>不協和音のLARPデザイン: 共同地のキャラクターと遠隔地のプレイヤーによるオンラインLARPでの没入感と具現化のナビゲーション
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- ディクソン ヘイゼル
- ニューカッスル大学
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- マーシュ エリン
- 独立研究者
書誌事項
- タイトル別名
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- <Theory>Designing with Dissonance: Navigating Immersion and Embodiment in Online Larps with Co-located Characters and Remote Players
説明
最近人気が高まっているオンラインLARPは, プレイヤーがビデオやテキストの通信プラットフォーム上で行動し, リアルタイムでキャラクターを演じるというものである.これらのゲームでは, メディアをディジェクティブな空間として使用し, プレイヤーとキャラクターの両方が遠隔でやりとりすることを前提に書かれていることが多い.キャラクターは, プレイヤーの分散した性質に合わせて, ビデオ通話, 無線信号, テキストメッセージなどでコミュニケーションをとる.しかし, オンラインLARPの中には, このような戦略を採用せず, キャラクターが同じ場所にいながら, プレイヤーが遠隔地で活動するものも少なくない.本稿では, メディアとアクティビティの間に不協和音がある場合に, オンラインで没入型ゲームを作成する際の課題と可能性を探り, ゲームがどのようにして没入感と体現性を維持できるかを検討している.デザイナーは, 物理的およびデジタル的なアーティファクトを使用し, 環境を拡張し, それらの空間と相互作用するための創造的な方法を生み出すことで, 意味のある魅力的なゲームを作成することができる.
収録刊行物
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- RPG学研究
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RPG学研究 2 3-11, 2021-12-20
日本RPG学研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009226875695872
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- NII論文ID
- 120007179317
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- ISSN
- 24349682
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- HANDLE
- 2433/266694
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可