腫瘍に随伴する後天性血友病Aと診断した小細胞肺癌の1例

DOI Web Site Web Site 参考文献6件

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Acquired Hemophilia A in Small Cell Lung Cancer
  • シュヨウ ニ ズイハン スル コウテンセイ ケツユウビョウ A ト シンダン シタ ショウサイボウ ハイガン ノ 1レイ

この論文をさがす

抄録

<p>67歳，女性．左上葉の空洞性腫瘤及び活性化部分トロンボプラスチン時間の単独延長を認めた．第VIII因子活性の低下及び第VIII因子インヒビターの存在を認め，後天性血友病Aと診断した．出血リスクを考慮し，新鮮凍結血漿を投与したうえで経気管支肺生検を施行し，小細胞肺癌と診断した．腫瘍に随伴する後天性血友病Aでは，致死的な出血を生じる場合があり，侵襲的な処置を行う際は十分留意する必要がある．</p>

収録刊行物

参考文献 (6)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ