コクランリスクオブバイアス2.0について

DOI Web Site 参考文献1件 オープンアクセス
  • 田中 優
    和歌山リハビリテーション専門職大学(コクランジャパン学術理事)

書誌事項

タイトル別名
  • About Cochrane Risk of Bias 2.0

説明

<p>コクランリスクオブバイアスはランダム化比較試験のバイアスを評価するのに広く使われてきた.2018年に改訂版であるコクランリスクオブバイアス2.0(RoB2.0)が発表された.ドメインは5つで,(1)無作為化の過程から生じるバイアス,(2)意図した介入からの逸脱によるバイアス,(3)転帰データの欠落によるバイアス,(4)結果の測定におけるバイアス,(5)報告された結果の選択におけるバイアスである.ドメインの各領域内にシグナリング質問を含めることがRoB2の重要な特徴で,バイアスのリスク評価に関連する情報を引き出すことを目的としている.また研究全体のバイアスのリスクの程度も判定できる.</p>

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