膝靭帯再建術後のリハビリテーションと装具療法

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タイトル別名
  • Rehabilitation and knee bracing after cruciate ligament reconstruction

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説明

<p>膝靭帯再建術後の治療は移植腱の再構築に配慮しながら,機能面の向上や再損傷予防を行うことが重要である.膝前十字靭帯再建術後の治療においては,非接触型損傷が多いという特徴から,再損傷予防としてはリハビリテーションによる動作の修正が重要となる.一方膝後十字靭帯は日常的に脛骨の後方剪断力のリスクに曝されることから,装具による移植腱へのストレス回避の対応が術後早期より必要となる.術後のリハビリテーションや装具療法は損傷靭帯の種類によりその禁忌や内容,適応が異なるため,靭帯ごとの病態や解剖,移植腱の再構築における注意点について十分な知識を有し適切な治療を選択する必要がある.</p>

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