マイクロプラスチック問題を見据えた新規プラスチック リサイクル法の開発

  • 中谷 久之
    長崎大学大学院工学研究科 化学・物質工学コース

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Novel Recycling Process to Prevent Microplastic Pollution from Spreading
  • マイクロプラスチック モンダイ オ ミスエタ シンキ プラスチックリサイクルホウ ノ カイハツ

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抄録

<p>現在,世界中でマイクロプラスチック(MP)の汚染が大きな問題となっている。その有力な発生源の一つはプラスチック廃棄物品(廃プラ)である。そのため,廃プラに高付加価値を与えるリサイクル法開発の必要性が高まっている。最近,著者らはラジカルを生成するヒンダードアミン系光安定剤(HALS)を用いて,ドーマント(休止)結合化してラジカルを制御することで,選択的に分解させる新たなリサイクル法(知能化リサイクル)を開発した。本総説では,MP 問題とリサイクルの現状を踏まえ,知能化リサイクル法による高付加価値リサイクルについて概説する。</p>

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