中国人日本語学習者による動作の一時性および重複性を示すオノマトペの理解

DOI 機関リポジトリ HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Comprehension of temporal and duplicative movement onomatopoeia by native Chinese speakers learning Japanese
  • チュウゴクジン ニホンゴ ガクシュウシャ ニ ヨル ドウサ ノ イチジセイ オヨビ チョウフクセイ オ シメス オノマトペ ノ リカイ

この論文をさがす

抄録

本研究は,中国人日本語学習者(N=83)による一時性と重複性の動作を示すオノマトペの理解を検討した。オノマトペの理解テストは12問で構成され,2種類(一時性および重複性)のオノマトペの理解を測定した。また,共起する動詞の種類は,サ変動詞,自動詞および他動詞の3種類からなる。語彙能カテストの得点を用いて,83名の学習者を語彙能カの上位群と下位群の2群に分けた。分類木分析でオノマトペの理解の正誤における背景諸要因を(1)語彙能力(上・下位群),(2)共起する動詞(サ変動詞,自動詞,他動詞)および(3)オノマトペの種類(一時性および重複性)の3つの説明変数で予測した。その結果,語彙能力が重複性のオノマトペの理解に強く促進した。それに対して,一時性のオノマトペは,共起ずる動詞の種類が最も強い要囚となったが,語彙能力の影響はその次であり,共起する動詞の種類と語彙能力との相互作用がみられた。

収録刊行物

  • ことばの科学

    ことばの科学 35 87-102, 2021-12-25

    名古屋大学言語文化研究会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ