下肢救済における急性期病院と在宅医療の連携の実際

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タイトル別名
  • The Cooperation between Acute Phase Hospital and Home Medical Care in Limb Preserving Medicine
  • カシ キュウサイ ニ オケル キュウセイキ ビョウイン ト ザイタク イリョウ ノ レンケイ ノ ジッサイ

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説明

 WHO (世界保健機関) と国連の定義では, 高齢化率が7%以上で高齢化社会と言われているが日本においては2018年に高齢化率が28.1%となっており, すでに超高齢化社会に突入している. <br>  さらに2025年には約800万人いるとされている団塊の世代が後期高齢者となり高齢化率は30.3 %に達すると推計され「2025年問題」として問題視され医療体制も大きく変容を求められ, 多くの高齢者は在宅や介護施設で訪問診療および訪問ケアを受ける時代となっている. <br>  足病変の高リスク群と言われている糖尿病や透析患者の高齢化も認められており, 急性期病院の平均在院日数を大幅に超える治療期間を要することが多い足病変でも, 急性期の治療後スムーズな後方支援, 在宅医療への移行が期待されるが, 適切な連携が実施されているところはいまだ少ないのが現状である. 適切な連携を阻むものは何か, 解決策も含め解説する.

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