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- Lcc 研究会研究調査報告 ライフサイクルコスティングの 15/25/50 年とこれから
- Lcc ケンキュウカイ ケンキュウ チョウサ ホウコク ライフサイクルコスティング ノ 15/25/50ネン ト コレカラ
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Abstract
当学会においてライフサイクルコスティング(Lcc)研究会を 2003 年に立ち上げて早 15 年が経過している.種々の課題を抱えつつも当会は調査研究を継続している.本稿では今までの活動とその関連技術の進展を顧み評価し,現状の認識と将来への道筋などを吟味検討する.文献出版の側面から見るとライフサイクルコスティング技法は米国国防省において 1960 年後半から展開され 50 年を経て定着している国際規格,IEC 60300-3-3 として制定されるのは 2003 年であり,これが提案され規格原案配布されるまでに凡そ 25 年の期間が経過している.同翻訳規格として日本工業規格,JIS C 5770-3-3 は 2008 年に出版されて現在に至っている.同規格書は Lcc 研究会による調査及び適用研究等の支援を通して翻訳し制定されているが,同規格書の販売実績や Lcc 研究会による調査及び活動を通した情勢等からみてもライフサイクルコストの概念と手法の普及と導入は遅々として大きな進展は見られない.一方,ライフサイクル管理と併せてライフサイクルコスティング技法の有効性は欧米での普及と実績より証明されている.本稿ではこの 50 年の関連技術の進展を追いつつ,規格制定の過程を反証しながら,日本産業界に普及しない要因を分析すると共にこれからの技術動向とその方向性を吟味検討する.また,一解決案の提案と併せて,これからの当研究会の社会貢献等を目指した活動のあり方を探る.
Journal
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- The Journal of Reliability Engineering Association of Japan
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The Journal of Reliability Engineering Association of Japan 41 (2), 116-125, 2019
Reliability Engineering Association of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390009483092926336
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- NII Article ID
- 130008154365
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- NII Book ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL BIB ID
- 029635794
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
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