崖っぷちの向こう側に踏み出して

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タイトル別名
  • Walk to the other side of the cliff edge
  • A practitioner’s research into a communication class focusing on sensitive topics
  • センシティブなテーマを扱ったコミュニケーション教育の実践研究

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説明

<p>本稿は,留学生と一般学生がともに参加し,英語で実施されるクラスを対象とした実践研究である。そこでは,「ゼノフォビア」「安楽死」「表現の自由」「複言語のコミュニケーション」「性」「難民」「LGBTQ」「ミソジニー」など,センシティブな(センシティブになり得る)トピックについての議論が行われていた。本稿はまた,このクラスの中でも特定の年に実施された特定の実践(以下「あの実践」と呼称)に注目したうえで,実践研究の目的を,「自分自身と読者が『次の実践研究』を考えるにあたっての『リソース』となり得るだけの『ストーリー』を,『あの実践』から掴みだし描ききること」に設定した。そして,それを通して,センシティブなトピックについて,トピックそのものではなく第二言語・外語教育を専門とする教師が扱う際に教師が果たすべき役割について,4点にまとめた。</p>

収録刊行物

  • 言語文化教育研究

    言語文化教育研究 19 (0), 131-153, 2021-12-24

    一般社団法人 言語文化教育研究学会:ALCE

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009640069774208
  • NII論文ID
    130008159638
  • DOI
    10.14960/gbkkg.19.131
  • ISSN
    21889600
    21887802
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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