無人航空機の流氷観測への可能性

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  • Preparing an UAV for drift ice observation

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抄録

オホーツク沿岸域でのドローンによる自動飛行の設定と遂行の方法を紹介し,牧草地上での自動飛行による連続写真の撮影を遂行した.連続撮影された一連の写真群から,オルソ画像を生成し,精細な標高データ,建物の判別が立体的に可能となることを示した.夏季に蓄積されたノウハウを厳冬期のオホーツク海沿岸域での流氷観測へ適用する際の注意,固定翼機材の利用可能性について言及した.著者自身による北海道大学大学院での留学生向けのドローンワークショップを通じてタンザニアの留学生による国立公園での固定翼機材による観測の情報交換を続けている.オホーツク地域における厳冬期の流氷観測に対するイノベーションを生み出す可能性が見えつつある.

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