理科が「完全で調和のある人格」を育むことに対する理科教員の意識
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- 吉岡 亮衛
- 国立教育政策研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Science teachers’ awareness toward the fostering of a “complete and harmonious personality” by science teaching
抄録
<p>教育は人格の完成を目指すとされる中で、本研究では理科が全人教育に貢献する程度を明らかにするために、理科の教員に対する質問紙調査を行った。38名の回答データから、少なくとも理科だけでは全人教育は行い得ないことが分かった。理科が貢献できるのは人間の動物的な特性では、「体を動かす」「栄養を摂る」「記憶を蓄積する」「信号を交換する」「感覚刺激を受け取る」などであり、人間の本質的な特性への貢献は、「工作する人」「知性的な人」「話す人」「想像する人」「創造的な人」など一部に特化していた。また、教育目標への貢献は「知識」「能力」「民主主義」「生命を尊ぶ」「環境を守る」への貢献度は比較的高く、他の教育目標に対しても一定程度の貢献はあった。</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 36 (3), 25-30, 2022-03-06
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292535830400
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可