信号強調手法の併用による加算平均のSN比向上

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タイトル別名
  • S/N Improvement of Signal Averaging using The Signal Emphasis Technique

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抄録

雑音に埋もれた同期信号の波形推定には信号の加算平均法が一般に用いられる。しかし、観測信号のS/Nが低い場合平均回数を非常に多くとらねばならず、実際のデータ解析においては信号の非定常性、ジッタなどの影響を大きく受けることになる。推定に必要な信号の観測時間も長くなる。所望のS/Nを得るために必要とされる平均操作の回数を減少させられればこのような問題を回避することができ好ましい。本論文ではまず、両側予測フィルタが信号強調の機能を有することを示し、この両側予測フィルタと加算平均を併用することによって波形推定のS/Nを向上できることを計算機シミュレーションによって示す。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010292560570624
  • NII論文ID
    110003267324
  • NII書誌ID
    AN10234242
  • DOI
    10.15002/00024700
  • HANDLE
    10114/00024700
  • ISSN
    09138420
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles

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