C型慢性肝炎・代償性肝硬変患者におけるグレカプレビル水和物/ピブレンタスビル配合剤の安全性と有効性:使用成績調査に基づいた検討

書誌事項

タイトル別名
  • Safety and effectiveness of glecaprevir/pibrentasvir in patients with chronic hepatitis C or compensated cirrhosis in daily clinical practice: a drug-use results survey
  • Cガタ マンセイ カンエン ・ ダイショウセイ カンコウヘン カンジャ ニ オケル グレカプレビル スイワブツ/ピブレンタスビル ハイゴウザイ ノ アンゼンセイ ト ユウコウセイ : シヨウ セイセキ チョウサ ニ モトズイタ ケントウ

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抄録

<p>日常診療下のグレカプレビル水和物/ピブレンタスビル配合剤(G/P)の安全性と有効性を検討するため,G/Pが新規に投与されたC型慢性肝炎およびC型代償性肝硬変患者を対象に使用成績調査を実施した.1,095症例が登録され,安全性は1,091例で,有効性は943例で解析とした.観察期間中に157例(14.4%)で212件の副作用が認められ,そう痒症が最も多く(5.0%),血中ビリルビン増加が次いでいた(2.4%).有効性の主要評価項目であるG/P投与終了後12週の持続性ウイルス学的著効(SVR12)達成率は98.4%であった.本調査によって,G/Pの安全性と高い有効性が実臨床でも確認された.</p>

収録刊行物

  • 肝臓

    肝臓 63 (3), 120-150, 2022-03-01

    一般社団法人 日本肝臓学会

参考文献 (16)*注記

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