【ミニレビュー:―第6回応用糖質フレッシュシンポジウム―】 培養法とメタゲノム法によるユニークな新規糖質加水分解酵素の単離と解析

  • 松沢 智彦
    国立研究開発法人産業技術総合研究所生物プロセス研究部門

書誌事項

タイトル別名
  • [Review] Isolation and Characterization of Novel Glycosidases Using Culture-dependent and Culture-independent Metagenomic Approaches

説明

<p>微生物は優れた酵素の宝庫であり,これまでに数多の酵素が微生物から単離されてきた.しかし,環境中に存在する微生物の多くは単離・培養することが困難な微生物であり,それら単離・培養が困難な微生物の遺伝子資源はこれまでほとんど活用されてこなかった.メタゲノム法は環境中の微生物のゲノムDNAを微生物の単離・培養を経ることなく利活用する方法であり,単離・培養が困難な微生物も遺伝子資源として利用することができる.本総説では,これまでに筆者が培養法によって単離したキシログルカンの分解に関わるイソプリメベロース生成酵素とメタゲノム法によって単離したセルロース系バイオマスの酵素糖化を促進する酵素について紹介する.</p>

収録刊行物

参考文献 (54)*注記

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