偽情報・誤情報拡散社会のファクトチェックの役割
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- 小出 重幸
- JASTJ
書誌事項
- タイトル別名
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- 講師: 瀬川至朗さん (早稲田大学政治経済学術院教授、FIJ理事長)
説明
<p> “都市伝説”、ニセ情報、虚報、誤報……疑わしい情報の真偽判断は、それこそジャーナリズムの一部であった。ところが、インターネットの導入で事態は激変。日々押し寄せる膨大な情報の中で、「正しい情報」と「偽情報」を見分けることが、急速に困難になっているのだ。さらに、スマホなどの端末から多くの情報が押し寄せ、真偽が不明確なまま、私たちの行動に大きな影響を与えている。不確実な情報は拡散されやすく、 意図的に偽情報や「フェイクニュース」を流すケースも増えている。身近な情報のなかで、事実を確認し、真偽を検証する「ファクトチェック」が一段と重要になったが、この問題にいち早く取り組み、NPO法人「日本ファクトチェック・イニシアチブ(FIJ)」を設立、理事長として活動を進める瀬川至朗さんに、これまでの経緯と、これからの課題を聴いた。瀬川さんは現在は大学教授だが、毎日新聞科学部長を務めた科学ジャーナリストで、JASTJの会員でもある。</p>
収録刊行物
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- 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報
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日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2022 (102), 3-, 2022
日本科学技術ジャーナリスト会議
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292768758400
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- ISSN
- 24364525
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可