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- 李 艶
- 聖泉大学人間学部
Abstract
<p>本研究は在日中国人留学生を対象に,対人関係を重点に異文化への適応について質的調査と量的調査を行い,異文化適応の心理的メカニズムを明らかにことを目的とした。既存の対人関係尺度を参考にし,留学生用の友人関係尺度を作成し,さらに半構造化面接方法で,インタビュー調査の設問を用意した。分析を行った結果から,留学生の対人関係の心理構造が明らかになった。語学力は対人関係と深い関係があったことによって,日本人との人間関係は留学生の日本語能力に影響を与えていると考えられた。インタビュー法を分析した結果,異文化適応には,異文化に生きる人間同士のお互いを理解しようという受容的な気持ちと,向き合う姿勢が大切なことであると分かった。</p>
Journal
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- The Proceedings of the Annual Convention of the Japanese Psychological Association
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The Proceedings of the Annual Convention of the Japanese Psychological Association 85 (0), PC-032-PC-032, 2021
The Japanese Psychological Association
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292804623104
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- ISSN
- 24337609
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
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- Abstract License Flag
- Disallowed