書誌事項
- タイトル別名
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- PETROGRAPHIC CONSIDERATION ON ALKALI-SILICA REACTIVITY OF CORES TAKEN FROM CONCRETE STRUCTURES
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説明
<p>富山県内におけるK橋とT橋の橋台からコンクリートコアを採取し、促進膨張試験による潜在膨張性の有無を、使用された骨材のASR反応性、およびコンクリートの詳細な組織観察結果から検証した。K橋は急速膨張性を示す安山岩の含有率が高く、安山岩にASRによるひび割れが認められ、T橋は遅延膨張性を示す流紋岩質溶結凝灰岩の含有率が高く、ASRによるひび割れは確認されなかった。アルカリ溶液浸漬法の結果、K橋は「潜在膨張性が有り」と判定され、T橋では「無し」と判定された。T橋の組織観察からASRが促進されなかった理由として、元々ひび割れが存在しなかったことに加え、コアの内部までセメントペーストの炭酸化が進行していたことが原因と考えられた。</p>
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 75 (1), 255-262, 2022-03-31
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292825702656
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可