書誌事項
- タイトル別名
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- Small Bowel Obstruction Caused by a Paracecal Hernia Repaired by Laparoscopic Surgery
- フククウキョウ カ ニ チョウ ヘイソク カイジョジュツ オ シコウ シタ モウチョウ シュウイ ヘルニア ノ 1レイ
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抄録
<p>症例は幽門側胃切除術の腹部手術歴のある63歳男性。腹痛と嘔吐を主訴に当院を受診した。右下腹部に圧痛を認め,腹部CT検査で,右下腹部に小腸の狭窄を認めた。腸管虚血を疑う所見は認めず,癒着性腸閉塞と判断し保存的加療を開始した。イレウス管を挿入し,造影検査を施行したところ,CTと同様に右下腹部に小腸の狭窄を認め,それより肛門側への造影剤の流出を認めなかった。保存的加療では腸閉塞の解除は困難と考え,第7病日に腹腔鏡下腸閉塞解除術を施行した。腹腔内を観察すると,盲腸の外側に小腸の陥入を認め,外側盲腸周囲ヘルニアによる腸閉塞と診断した。陥入した小腸に血流障害は認めず,ヘルニア囊を開放し手術終了とした。術後に改めて術前CTを再検討したところ,盲腸の外背側に小腸の集簇像を認めており,盲腸周囲ヘルニアに特徴的な所見であると考えられた。</p>
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 41 (6), 499-501, 2021-09-30
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292825736192
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- NII書誌ID
- AN10426469
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- NDL書誌ID
- 032469049
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可