看護教員のレジリエンスの実態と関連因子

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タイトル別名
  • Current Status of Resilience in Nursing Faculty and Related Factors
  • −Focusing on Self-Education Ability and Social Support at the Workplace−
  • -自己教育力と職場内のソーシャルサポートに焦点を当てて-

抄録

<p>〔目的〕看護教員のレジリエンスの実態、看護教員のレジリエンスと自己教育力ならびに職場のソーシャルサポートとの関連を明らかにする。</p><p>〔方法〕2県下の看護師養成教育機関56校に研究依頼を行い、承諾を得られた教育機関に勤務する常勤の看護教員336名に郵送法無記名自記式質問紙調査を実施した。測定用具として精神的回復力尺度、自己教育力測定尺度、職場用ソーシャルサポート尺度を使用した。</p><p>〔結果〕回収数159部(回収率47.3%)を得て、有効回答155部を分析対象とした。看護教員のレジリエンスは自己教育力、所属する教育機関の種類、職場内のソーシャルサポートの3変数により、レジリエンス得点の分散を58.0%説明することができ、特に自己教育力の影響が大きかった。</p><p>〔考察〕看護教員は教育能力向上にストレスを抱えやすいことが先行研究にて報告されており、自己教育力を発揮して教育方法を変更し、教育能力の向上を実感できたとき、そのストレスを乗り越えると考えられる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010292846701568
  • DOI
    10.51035/jane.26.3_1
  • ISSN
    24366595
    09167536
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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