Collaboration between parents of children with developmental disabilities and clinical psychologist : Practical report in the community

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  • 発達障害児の親と臨床心理士の協働 : 地域での実践報告
  • ハッタツ ショウガイジ ノ オヤ ト リンショウ シンリシ ノ キョウドウ : チイキ デノ ジッセン ホウコク

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発達障害児の親への心理支援において,専門家と親は支援するされる関係だけではない。親自身が学ぶ存在であるため,専門家には親の学びを支えるという視点が求められる。親当事者の会Cで行われている「遊びの会」に,臨床心理士として参加した実践報告を通して,親の学びと,親から学ぶ学生や専門家のあり方について考察をした。「遊びの会」は親当事者によって主催され,専門家ボランティアと学生ボランティアが関わっている。筆者は「遊びの会」の親講座を担当している。親子の交流の時間を,親講座で振り返ることによって,親自身が子どもとの関わりに気づいたり,子どもの新たな姿を発見する機会となる。親は,学ぶことによって,自らの子育てを客観化し,相対化する機会を得る。親は子育て経験を実践知として活かすことができ,同じように悩む後輩の親に手を差し伸べる存在となっていく。地域社会での親当事者の活動は,専門家と学生が親から学ぶ機会ともなり,学びの共同体として,地域コミュニティにとって価値のある活動である。

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