中学校社会科地理的分野「日本の地域的特色と地域区分」における ESD・SDGs の視点をとりいれた単元設定 - 日本全国発電所計画を通して -

書誌事項

タイトル別名
  • Unit Setting through the view of ESD and SDGs in Social Studies (Geographical Area) at the Junior High School: Through the question, “If you are the Minister of Energy Agency, where and what kind of power plant will you install in Japan?”
  • チュウガッコウ シャカイカ チリテキ ブンヤ 「 ニホン ノ チイキテキ トクショク ト チイキ クブン 」 ニ オケル ESD ・ SDGs ノ シテン オ トリイレタ タンゲン セッテイ : ニホン ゼンコク ハツデンショ ケイカク オ トオシテ

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抄録

平成29年告示中学校学習指導要領では「よりよい社会の実現を視野にそこで見られる課題を主体的に追究、解決しようとする態度」を身につけさせることを通じて、持続可能な社会の創り手を育成することが求められている。そこで、これらの目標を達成すべく中学校社会科地理的分野「日本の地域的特色と地域区分」の内容をESD・SDGsの視点を取り入れて授業を構成し実践した。今回は日本における資源・エネルギーに焦点を当てた。単元を貫く問いとして「日本に新たな発電所を一基建設するなら、どの地方にどんな発電所を建設するか」と問いかけ、単元のまとめとしてプレゼンテーションをするパフォーマンス課題に取り組ませた。結果として多くの生徒は日本の資源・エネルギー問題を自分事としてとらえ、経済発展は大切だがそれ以上に自然環境の保全を優先するべきだという価値観を形成したことが分かった。

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