訪問リハビリテーション利用者とその家族の間におけるサービスに期待する内容の異同は家族の介護負担感に影響するか

DOI
  • 川田 智尋
    在宅リハビリ看護ステーションつばさ天童サテライト 山形県立保健医療大学大学院
  • 森 直樹
    山形県立保健医療大学大学院
  • 佐藤 寿晃
    山形県立保健医療大学大学院
  • 佐竹 真次
    山形県立保健医療大学大学院

書誌事項

タイトル別名
  • Does the gap in the expectation of services between a home-visit rehabilitation user and that of his/her family affect the family's care burden?

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抄録

<p>抄録: 【目的】 訪問リハビリテーション (以下, 訪問リハ) の対象となっている利用者 (以下, 本人) と同居家族の間の訪問リハに期待する内容の異同を明らかにし, その異同によって家族の介護負担感に違いがあるのかを検証する. 【方法】 本人とその同居家族それぞれに対して質問紙調査を実施し, 介護負担感に関連する要因を分析した. 【結果】 介護負担感 ( Zarit 介護負担尺度日本語版の短縮版) には訪問リハに対する期待の一致率および家族満足度がそれぞれ有意な負の相関を示した. また, その関連性は疾患ごとに異なっていた. 【結論】 本人と家族の間の訪問リハに期待する内容の異同が, 家族が感じる介護負担感を推定する際の手がかりになり得ることが示唆された.</p>

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