スピン熱電発電素子におけるフェリ磁性絶縁体と発電電圧の関係:および電気二重層キャパシタとの組み合わせに関する検討

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タイトル別名
  • Relationship between ferrimagnetic insulators and generated voltage of spin thermoelectric elements and their combination with electric double layer capacitors.

抄録

<p>近年,廃熱を電気に変換する熱電発電技術に注目が集まっており,その中でもスピン熱電発電(Spin Thermoelectric)素子に注目した。STE素子は,フェリ磁性絶縁体と常磁性金属の二層構造となっている為,部品数が少なく小型化が可能である。しかし,発電電圧VSTEが小さいため発電効率を向上させることが課題となっている。本研究では,STE素子におけるフェリ磁性絶縁体として,YIG(Yttrium Iron Garnet)膜をベースに作成し,これにBi置換やAl置換を追加した数種類の膜をエピタキシャル成長法で作成した。さらに,磁場と温度差を与えることが出来るVSTE測定装置を作製し,各STE素子の発電電圧測定を行うことで,フェリ磁性絶縁体と発電電圧の関係を調べた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010457687609600
  • DOI
    10.11527/jceeek.2021.0_264
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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