個人の交通行動での習慣性に着目した交通手段選択の異質性とその要因に関する研究

  • 鈴木 渉
    横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府
  • 有吉 亮
    横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院
  • 中村 文彦
    東京大学大学院 新領域創成科学研究科
  • 田中 伸治
    横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院
  • 松行 美帆子
    横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON HETEROGENEITY AND FACTORS OF MODE CHOICE FOCUSING ON INDIVIDUAL HABITUDE IN TRAVEL BEHAVIOR

抄録

<p>より細かな単位の地域で移動のニーズに合わせた需要者本位の都市交通計画に向け,町丁単位の小さな単位での地域の交通行動として,本研究では駅やその周辺と自宅との間の交通行動を取り上げる.そして,個人の習慣性に着目し,手段選択の異質性とその要因との関係を定量的に明らかにすることを本研究の目的とする.交通手段ごとの利用頻度を基に,個人を均質なものとした従来手法では分からない手段選択の要因を明らかにする点から,共分散構造分析を行った.徒歩については,「送迎される可能性」,「中長距離通勤・通学者」,「歩行に不自由さ」という 3 つの要因が,路線バスについては,「バスの利便性」,「複数人世帯の通勤・通学者」,「歩行に不自由さ」という 3 つの要因が手段選択の異質性に影響することを明らかにした.</p>

収録刊行物

参考文献 (4)*注記

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