市庁舎施設の市民公開空間を対象とした執務空間との時間差併用と賑わい表出の室内計画に関する研究

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  • シチョウシャ シセツ ノ シミン コウカイ クウカン オ タイショウ ト シタ シツム クウカン ト ノ ジカンサ ヘイヨウ ト ニギワイ ヒョウシュツ ノ シツナイ ケイカク ニ カンスル ケンキュウ

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本研究は,近年整備が進められている市庁舎施設の市民公開空間を対象として,執務空間との時間差併用とその室内計画について,併用可能面積と活動の表出度合いを利用者行動シミュレーションの試行によって評価した。評価のポイントは,1)利用者の多少に関わらず終日賑わいの表出がある空間かどうか,2)執務空間との時間差併用によってどれだけの席数・面積が併用可能であるかを指標として用いた。またシミュレーション試行にあたっては,サービス複合利用型行動モデルを構築し,市民・来訪者の行動パタンの構築を行った。この結果の可視化とデータログから,市民公開空間の各ゾーン毎の利用者人数,余剰席数,賑わい表出長を時系列において再現し,時間軸を持った空間の高効率利用の手法を見出すに至った。

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