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抄録
新型コロナの影響を受け,学生たちは異文化に触れる機会が減り,留学する機会がなくなってしまった。そこで,本稿では,コロナ禍における,新しい国際交流のありかたとして,日本と中国の大学生間のオンライン国際交流を実施し,その成果について報告する。オンライン交流会後のアンケート結果によると,多くの学生にとって言語や異文化に関する気づきがあり,異文化理解を深めることができた。その結果,オンライン国際交流会の満足度も非常に高かった。しかし,今回のオンライン交流会では,深い異文化理解,人間関係の構築には不十分であったため,今後の課題は異文化理解,人間関係の構築に向けたオンライン交流会のあり方を検討することである。
収録刊行物
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- 環太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY
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環太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 141-146, 2022-03-31
環太平洋大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010842621234944
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- NII書誌ID
- AA1230704X
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- ISSN
- 1882479X
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1634/00000803/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB