面積按分による沿道世帯数推定方法の比較検討~数値地図を活用して

書誌事項

タイトル別名
  • A comparative study on the methods of areal weighting interpolation for estimating the numbers of households along roads through the use of the digital map.

説明

<p>本論文では,GISデータの集計空間単位として沿道領域に着目し,既存のフリーGISデータを活用して,沿道領域の世帯数を推定する方法を提案する。沿道領域は道路中心線を生成元とするボロノイ領域で定める。推定にあたっては,面積按分のいくつかの方法を比較検討する。事例として,岡崎市の2つの住宅地をとりあげ,推定された結果が実際とどれほど合致するのかが検討される。その結果,とくに竜美東2丁目では,よく推定できていることが示された。さらに,建物延床面積按分による推定方法についても検討され,通常の面積按分による推定よりも有用であることがわかった。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 18 (2), 172-177, 2019-09-09

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

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