昭和期に公的主体が開発した住宅団地内にある複合公共施設の実態と変遷に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the Actual Condition and Transforming of the Public Building Complex in the Housing Estates Developed by Public Organization during the Showa Period

抄録

<p>本研究は、昭和期に公的主体が開発した住宅団地内の複合公共施設に着目している。本研究では以下のことが明らかになった。昭和期に公的主体が開発した住宅団地は375あった。また、375団地の中で複合公共施設を有するのは79団地であった。79団地の中には89の複合公共施設があった。89の複合公共施設の中でも昭和期に建設された施設は34あった。ただ、34の複合公共施設の中で今後も維持する方針が公共施設等総合管理計画や都市マスに記載されている施設は少数であった。持続可能な複合公共施設の運営には、すべての年代の市民が利用可能な機能を備えることが必要である。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 20 (2), 167-174, 2021-09-07

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

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