研究の公表責任

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タイトル別名
  • Responsibility to publish research findings

抄録

2021年度から「作業療法」の編集委員を務めさせて頂いている.私の論文が初めて「作業療法」に掲載されたのは17年前,私が作業療法士になって3年目だった.論文指導をしてくれた恩師の手を握り,振り回し,喜びを表現したことを鮮明に覚えている.当時の「作業療法」の状況は詳しくないが,ここ数年の「作業療法」への投稿論文数の増加は,作業療法士の論文執筆活動の高まりを一部には示していると思う.もちろん,作業療法士数の増加,大学院生数の増加,電子投稿システムの導入,エビデンスに基づいた臨床実践を求める社会的気運の高まりなど,投稿論文数の増加に影響した要因が多数あることは承知している.同時に,作業療法関連の研究の質・量ともにまだまだ不十分であることも受け止めているつもりである.いずれにせよ,投稿論文数の増加はポジティブに捉えてよいだろう.

収録刊行物

  • 作業療法

    作業療法 41 (3), 265-265, 2022-06-15

    一般社団法人 日本作業療法士協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010931112601088
  • DOI
    10.32178/jotr.41.3_265
  • ISSN
    24344419
    02894920
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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