書誌事項
- タイトル別名
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- Chapter 14: List of principal anti-asthmatic agents
抄録
<p>日本小児アレルギー学会による「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン」(以下JPGL)の普及により,小児気管支喘息診療の均てん化がすすみ,小児気管支喘息治療の基本薬剤が適切に使用されるようになってきている.第14章では主な抗喘息薬について一覧表にして示した.主要な薬剤はこれまでと大きな変化はないが,JPGL 2017に比べ生物学的製剤についての情報が追加・更新された.具体的にはメポリズマブの適用年齢が6歳以上となり,新たにデュピルマブが12歳以上の適用となった.また吸入ステロイド薬・β2刺激薬配合剤であるフルチカゾンプロピオン酸エステル・ホルモテロールフマル酸塩水和物配合剤に小児適用が追加された.全体として,JPGL2017と同様に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)から得られる薬剤情報をもとに表を作成し,禁忌,副作用については別項目として記載した.本稿では一覧表に記載された主な薬剤についてJPGL2020本文中で議論された内容も引用し解説した.</p>
収録刊行物
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- 日本小児アレルギー学会誌
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日本小児アレルギー学会誌 36 (2), 175-178, 2022-06-20
一般社団法人日本小児アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010997581279104
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- ISSN
- 18822738
- 09142649
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可