画中詞の創作と物語の改作 : 横山本系『住吉物語』絵巻を中心に

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書誌事項

タイトル別名
  • The Creation of Inter-pictorial Dialogue (gachūshi) and Adaptation of the Story : Through The Tale of Sumiyoshi
  • ガ チュウシ ノ ソウサク ト モノガタリ ノ カイサク : ヨコヤマホンケイ 『 スミヨシ モノガタリ 』 エマキ オ チュウシン ニ

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説明

『住吉物語』は平安時代から読み継がれてきた古物語である。長年にわたる改作を通じて、現在百を越える伝本が確認されており、多くの異本を持つ。多様な作品群を生み出した改作活動の中で、画中詞を伴う『住吉物語』が作られた。本稿では画中詞を持つ横山本系の『住吉物語』絵巻の分析を行う。横山本系では画中詞のために詞の部分を改作し、独自の本文となった箇所がある。この事例を通し、画中詞の創作と物語の改作との関わりについて考察する。

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