『伊勢物語』五十二段と漢詩文 : 屈原・潘岳との関わりを通して

書誌事項

タイトル別名
  • The Influence of Chinese Classical Literature on the 52nd chapter in "lse monogatari;" From the Relationship of Kutsugen and Hangaku
  • 『 イセ モノガタリ 』 ゴジュウニダン ト カンシブン : クツゲン ・ ハンダケ ト ノ カカワリ オ トオシテ

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説明

『伊勢物語』五十二段は、男女の恋愛を前提として「人」を女性と考えるのが一般的だが、現在の注釈では、「飾り粽」を贈られ「雉」を贈った理由や、相手が沼に「まどひ」、自分が野で「わびし」かった理由が解明されているとは言い難い。そこで、五十二段で贈答される「飾り粽」と「雉」に着目し、それぞれの背景にある二人の人物屈原と潘岳との関わりを考察することによって、「人」を男性の「友」として新たな読みを提示する。

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