一束化用ハンガからの通信ケーブルの脱落挙動の解明(その3)

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Investigation of falling behavior of communication cables from bundling hangers Part 3
  • Dynamic contact analysis of communication cable and spiral hanger against fluctuating wind loads
  • 変動風荷重に対する通信ケーブルおよびスパイラルハンガの動的接触解析

抄録

<p>電柱間に敷設される通信ケーブルは,鋼線とともに一束化用ハンガの中に束ねられることが多いが,台風通過時に一束化用ハンガの連結部での破損や通信ケーブルの脱落を生じる場合があり,これらの発生メカニズムの解明が必要となっている.そこで,変動風荷重作用下におけるバフェッティング時の挙動を把握するため,接触境界条件を考慮した動的解析を行い,ハンガ内での通信ケーブルの挙動やハンガに生じる断面力について検討した.この結果,バフェッティング時の一束化用ハンガの挙動として,各構成材が概ね一体となって変位すること,通信ケーブルが押し当てられることでハンガの断面力が増大すること,通信ケーブル端部の境界条件の影響が大きいことが示された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390011231125834368
  • DOI
    10.14887/jaweam.2022.0_69
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ