機械学習を用いたシールドマシンの自動操縦モデルの開発

  • 久保田 恭行
    株式会社熊谷組 土木事業本部 ICT推進室
  • 矢吹 信喜
    大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻
  • 福田 知弘
    大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF AN AUTOPILOT MODEL FOR SHIELD TUNNELING MACHINES BY MACHINE LEARNING

抄録

<p> シールドトンネルの工事では,計画線形に沿う掘進が基本であるが,実績との間に偏差が生じる.この際,生じた偏差を緩やかに計画線形に戻す目標線形を描き,これに沿って掘進する必要がある.これらの作業は熟練者の経験や試行錯誤の操作によりシールドマシンを制御しており,省力化が課題である.また,熟練した技術力を有する掘進管理者とオペレータは高齢化し,そうした技術力が失われることが懸念される.このため,機械学習によりシールドマシンの操作を自動化することが求められるが,関連研究の手法では目標線形に沿って掘進する操作パラメータを自動算出できなかった.そこで,本研究では,機械学習を用いて,計画線形が直線である区間を対象に,操作パラメータの最適値を自動算出する手法である自動操縦モデルを開発することを目的とする.</p>

収録刊行物

参考文献 (15)*注記

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