ポリオレフィンの触媒分解に対する共存物質の影響

DOI
  • 川谷 優也
    鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター
  • 増田 大毅
    鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター
  • 菅沼 学史
    鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター
  • 辻 悦司
    鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター
  • 片田 直伸
    鳥取大学工学部附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of coexisting substances on the catalytic pyrolysis of polyolefins.

抄録

<p>ポリオレフィンは*BEAゼオライト触媒上、脂肪族炭化水素溶媒中でC3−20脂肪族や単環芳香族などに分解されるが、芳香族炭化水素を溶媒とすると多環芳香族が多く生成した。一方、ポリ塩化ビニルやポリエチレンテレフタラートを混入しても大きな影響はみられず、ポリウレタンなどを添加すると転化率が上昇した。以上から、脂肪族に富む灯軽油を溶媒とし、混入物を含む廃ポリオレフィンを化学リサイクルすることは可能と考えられる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390011461951771520
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2022.0_17
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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