中学野球選手における肘痛,片脚立ち座り動作,および投球フォームとの関係
書誌事項
- タイトル別名
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- The Relationship between Elbow Pain, Standing Up and Sitting On One Leg, Throwing Plane in Junior High School Baseball Players
説明
<p>目的:中学硬式野球選手52名における肘痛と片脚立ち座り動作,片脚立ち座り動作と投球フォームとの関係性について調査した.</p><p>方法:肘痛の有無を調査し,片脚立ち座り動作について軸脚とステップ脚の可否を評価した.投球動作についてthrowing planeを評価した.</p><p>結果:肘痛が8名にあった.片脚立ち座り動作は軸脚が可能:21名,不可:31名であり,ステップ脚が可能:16名,不可:36名であった.Throwing planeではsingle planeが30名,double planeが21名であった.ステップ脚の片脚立ち座り動作が可能の選手の肘痛発生率は0%であり,不可の選手(22.2%)より有意に少なかった.</p><p>考察:ステップ脚の片脚立ち座り動作は肘痛と関連することが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本整形外科スポーツ医学会雑誌
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日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 164-168, 2022
一般社団法人 日本整形外科スポーツ医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390011563871344128
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- ISSN
- 24355828
- 13408577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可