発育期野球選手における片側腰椎分離症の罹患側の違いによる身体機能の検討
書誌事項
- タイトル別名
-
- Physical Functions Depending on the Difference of Affected Side in Adolescent Baseball Players with Unilateral Lumbar Spondylolysis
この論文をさがす
説明
<p>野球選手では投球・打撃の反対側(非投球側・非打撃側)の椎弓関節突起間部に腰椎分離症発生が多いとされており,どのような身体機能の特徴が関与しているかを調査した.対象は片側腰椎分離症野球選手29例とし,検証1を非投球側罹患群16例と投球側罹患群13例,検証2を非打撃側罹患群18例と打撃側罹患群11例に分類し,各検証での身体機能(下肢柔軟性,腰椎骨盤帯安定性,運動制御機能)を比較検討した.検証1の結果は,非投球側罹患群に胸椎・胸郭の伸展機能低下と下肢・体幹の運動制御機能低下を有意に認め,これらが非投球側の腰椎分離症に関与する可能性が示唆された.検証2では有意差を認めなかった.</p>
収録刊行物
-
- 日本整形外科スポーツ医学会雑誌
-
日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 169-174, 2022
一般社団法人 日本整形外科スポーツ医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390011563871369216
-
- ISSN
- 24355828
- 13408577
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可