短期間の中強度トレーニングが内臓脂肪蓄積及び筋内脂肪に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of Short-term Moderate Training on Visceral Fat Accumulation and Skeletal Muscle Fat Content

抄録

<p>本研究の目的は、中強度の短期間自転車トレーニングが身体組成及び骨格筋内脂肪量に及ぼす影響を明らかにすることであった。被験者は、65% VO2maxの自転車トレーニングプログラムを行い、人体計測、身体組成及び超音波による筋厚(MT)、筋輝度(EI)及び腹部脂肪厚(腹膜前脂肪厚:PFT及び復壁皮下脂肪厚:SFT)をトレーニングの前後に測定した。その結果、MT、SFT、体脂肪率及び皮下脂肪厚には有意な変化が認められなかったが、EI及びPFTが有意に減少した。これらの結果は、骨格筋内脂肪を示すEI 及び内臓脂肪蓄積を示すPFTが全身脂肪及び皮下脂肪と比較して、エネルギー基質としての利用優先度が異なる可能性があり、これらは運動トレーニングによって優先的に減少する可能性が示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390011620170489600
  • DOI
    10.24538/jhesj.28.1_21
  • ISSN
    24332836
    13407694
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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