開発途上国へのCOVID-19ワクチン供給のための協調と競争:COVAXとワクチン外交の相互作用

書誌事項

タイトル別名
  • Centralized and Decentralized Supplies of COVID-19 Vaccines to Developing Countries: Both COVAX and Competition Motivated by Vaccine Diplomacy Play Each Role

抄録

<p>COVID-19ワクチンの開発途上国への供給を国際社会がデザインするに際し,2001年にHIV/エイズ等の対策として特許適用除外を合意したWTOドーハ宣言と,それを補完してワクチン開発の誘因を高めたAMCが,20年の時を経て応用され,適用された。また開発途上国へのワクチン供給は,国益に基づいた分権的な国別ワクチン供給(中国,ロシア,インド等)と集権的なCOVAXがそれぞれに役割を果たし,多種の安価なワクチンを早期に供給することに寄与した。</p>

収録刊行物

  • 国際経済

    国際経済 73 (0), 155-184, 2022

    日本国際経済学会

参考文献 (5)*注記

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