令和2年7月豪雨による湯浦川の内水氾濫と芦北町の高齢者施設における避難行動

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • INUNDATION INSIDE A LEVEE OF THE YUURA RIVER DUE TO THE HEAVY RAIN IN JULY 2020 AND EVACUATION BEHAVIOR AT NURSING FACILITIES IN ASHIKITA TOWN

説明

<p>湯浦川の近くに立地する高齢者施設を対象に,被害状況や避難行動等についてインタビュー調査を行った.また,湯浦川の河口付近の氾濫進展状況を数値解析し,施設周辺の浸水過程を再現した.施設職員の証言内容と浸水過程,発表された防災情報を照合することで避難行動の特徴を検証した.職員が少ない夜間の災害対応において,多数の高齢者を少ない職員で避難誘導するには限界があるため,夜間を想定した避難計画や訓練が重要であることを確認した.さらに,感潮域に位置する高齢者施設においては,避難情報や防災気象情報に加え潮位情報を活用することで夜間帯の行動を回避できる可能性が示唆された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390011793672673280
  • DOI
    10.11532/river.28.0_361
  • ISSN
    24366714
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ