近世大坂の都市域の拡大に関する一考察

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タイトル別名
  • キンセイ オオサカ ノ トシイキ ノ カクダイ ニ カンスル イチコウサツ

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説明

はじめに : 近世大坂の形成過程は、一七世紀初頭の堀川開削に伴う宅地整備によって都市の大枠が完成し、一八世紀初期から半ばにかけて、都市外縁部の新地開発が実施された、と整理できる。こうした大規模開発を軸とした理解を前提として、本稿では一七世紀半ば~一八世紀初期の道頓堀東側(西横堀川より東側)の南岸部、とくに芝居町である立慶町・吉左衛門町周辺を対象として、都市域の拡大過程を分析する。……

収録刊行物

  • 市大日本史

    市大日本史 25 32-55, 2022-05

    大阪市立大学日本史学会

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