自律分散型の機能ネットワークモデルによる建築設備の故障箇所推定に関する考察

DOI
  • 加藤 俊介
    株式会社構造計画研究所 東京大学生産技術研究所 建築・都市サイバー・フィジカル・アーキテクチャ学社会連携研究部門
  • 野城 智也
    東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
  • 村井 一
    東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門

書誌事項

タイトル別名
  • A Consideration on Autonomous Decentralized Functional Network Model for Failure Location Estimation of Building Services
  • – The example of a water supply system in a university facility –
  • ~大学施設の給水設備を例にとって~

抄録

<p>災害時などの迅速な建築設備の故障箇所推定のために,全体構成と構成要素の状況の2 種類の情報を集約して全体状況を把握する仕組みが必要である.また,その情報を用いた点検計画作成をコンピュータで支援することは,限られた人的リソースで対処するために有効である.そのような考えに則り,自律分散型の機能ネットワークモデルを構想し,データ構造アーキテクチャと,モデルを用いた故障時の点検箇所の絞り込み支援のアルゴリズムを検討した.そして,大学施設の給水設備を例に,モデルの作成とアルゴリズムの適用の検証を行った.</p>

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 74 (3), 293-298, 2022-08-01

    東京大学生産技術研究所

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012025951517056
  • DOI
    10.11188/seisankenkyu.74.293
  • ISSN
    18812058
    0037105X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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