長距離で中継器の原理実証に成功

DOI

抄録

<p>量子コンピューターが実現すると、それらの端末同士を量子ネットワークで結ぶことにより、膨大な情報の送受信が可能になるとともに、総体としての量子コンピューター群の能力は指数関数的に高まる。この実現に向けて、すでに世界中に張り巡らされた光ファイバーを使った量子通信技術の開発が進む。大阪大学量子情報・量子生命研究センターの井元信之特任教授(現東京大学特命教授室特命教授)は、光子の量子状態を長距離でも光損失による伝送速度の低下を抑えて配信する量子中継器の原理実証に成功し、「グローバル量子ネットワーク」実現に向けて着実に歩み続けている。</p>

収録刊行物

  • JSTnews

    JSTnews 2022 (9), 8-9, 2022-09-01

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012114415695872
  • DOI
    10.1241/jstnews.2022.9_8
  • ISSN
    24337927
    13496085
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ